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GUGGENHEIM MUSEUM

先週に仕事でシカゴに行きました。シカゴって、五大湖のほとりにある街なのでカナダからの冷たい風がそのまま流れてくるため別称WINDY CITYなんて呼ばれるくらい寒いところなんですけど、華氏70度台!もう春みたいでした。

NYも最近は60度台でしたけど、急にまた寒くなって昨日は雪が降りました。まだまだ油断できない。NYは4月くらいまで雪が降ることがあるので、まだ手袋はしまえませんね。

さて先週の日曜は妻と一緒にGuggenheim美術館に行って来ました!グッゲンハイムってメトロポリタンからも近いのですが、ちょっと影が薄い存在ですね。89丁目の5番街にあります。残念ながら今は外観が工事中でした!
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今は「エルグレコとピカソ展」をやっているので、これは貴重です!もうすぐ終わりなので観光客の人も多かった。
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ここの建物は、ループのようになっていてなだらかな坂をずーっと上がっていくというつくりになっています。その真ん中が吹き抜けになっていまして面白いつくりですね!
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一階に入場券売り場(大人1人$18)、ヘッドホンガイドのレンタル、お土産売り場があります。そしてカフェも併設されていますよ。

少々小腹もすいていたので、まずはカフェでお茶をしました。カウンターでオーダーをして席につくというスタイル。結構人が多かったです。
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やっぱり美術館だけあって何でも高めです。サンドイッチで8-9ドルくらい。私たちはパンとジュースを購入し、食べました。

面白いのがエルグレコ&ピカソ展だからなのか、スペイン名物のサングリアも売られていましたよ。美味しそうでしたが、この日は休肝日。お酒に目がない私は後ろ髪を引かれつつ、我慢しました。でもフルーツもたくさん入っていて美味しそうだったなー。

カフェの壁にはたくさんの絵が飾られています。赤い(オレンジ)壁ってパッショネイトで結構好きなんですけど、そこに絵が飾られるとインテリジェンスさも加わってもっと好きです。
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さーここでゆっくりしたところで、ようやくスタートです!

残念ながら館内は撮影禁止なので撮影しませんでしたけど、おもしろい試みがされていました。同じテーマでピカソなんかも含む別の画家の絵を飾って、こんなにも感性が違ってくるのかーなんて感じたりしましたよ。

でもピカソはレベルが高すぎて理解不能です。自分でもかけるんじゃないかなっていつも思いますよ。絵には全く興味がないので、いつも題名を見て、どこが頭なのかな?とか考えながらみます。でもよく見たら、ピカソの描く顔って横向きの顔と正面の顔が両方かかれてました。何でそんなことしたんだろ?表現法ですかね?

今回絵を見ていて絵の良さとかは分かりませんが、こんなことも感じました。よくピカソとかゴッホとかの絵が何億って値段で取引されてますけど、この絵が売られていても自分だったらたとえ2万円でも買わないな。でもピカソの絵だって知ったら、もっと高くなる。これってブランドですよね。絵って一番ブランド力が必要なものなのかもしれませんね。

①基本的に1点もので希少価値がある。②絵を購入する人は、お金に余裕のある人。(売買をする人のターゲットが明確)、③安売りはしない。④なぜか世界中の学校で美術の授業があるので、知名度が抜群。⑤第3者の評価がたくさんあるので、情報に信頼性が増す。

すごいですね、美術って。ブランド育成の必要条件をほぼ完璧にみたしてる。でも自分はチンプンカンプン。そんなお金があったらバッシュとワインをたくさん買いたいです。

つまんない事を描いてしまいましたが、展示も見やすくて、この展示の構成をした人の意図も面白かったです。いい時間を過ごせました。

帰り道は冬のセントラルパークからの西日を浴びながら、気持ちよく歩けました。

☆場所
Guggenheim Museum

1071 5th Avenue,(@89th Street)
New York, NY 10128
Phone 212-423-3500
www.guggenheim.org

by koolinnyc | 2007-03-18 04:11 | Sightseeing  

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